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「SA アタッチメント for アライナー」のカスタムメイドアライナー型矯正装置用アタッチメントの作製及び接着の手順について教えてください。

被着面処理 通法にしたがい歯面を清掃します。被着面のエナメル質を、リン酸エッチング材の電子添文にしたがって、10秒間処理し、水洗、乾燥します。 ※被着面が歯質以外の場合の前処理は、電子添文をご確認ください。 アタッチメントの作製 アライナー型矯正装置の使用方法にしたがい、本品を用いて、アタッチメントを作製します。アタッチメントの高さが硬化深度…

「SA アタッチメント for アライナー」の使用ステップでリン酸エッチングは必要ですか

はい。必要です。 被着面のエナメル質を、リン酸エッチング材の電子添文にしたがって、10秒間処理し、水洗、乾燥してください。

「SA アタッチメント for アライナー」の接着メカニズムを教えてください

下記3つの効果により、 エナメル質に対する優れた接着性を獲得しました。 リン酸エッチングによる機械的嵌合 親水性アミド系モノマーの配合による優れたエナメル質への濡れ性と重合硬化性の両立 接着性モノマー「MDP®」の配合によるハイドロキシアパタイトへの化学的結合性の付与 …

「SA アタッチメント for アライナー」の自己接着性はどのように達成したのですか。

エナメル質への接着は、表面の粗造化に起因した機械的な嵌合力、 接着材自体の被着面への馴染み、かつハイドロキシアパタイトへの化学的な結合により確立されます。 機械的嵌合力はリン酸エッチング材を用いて確保。 接着材を不要とするため、本フロアブルレジン自体に歯質に馴染む成分として「親水性アミド系モノマー」、化学的な結合をもたらす成分として接着性モノマー「MD…

「SA アタッチメント for アライナー」の臨床的メリットを教えてください

接着材不要のためステップ削減に伴い、1) よりスピーディーなワークフローを実現、2) 唾液汚染等による脱離リスクが低減されます。 また接着材を使用していないことから、3) 余剰ペーストの除去がしやすく、境界面への汚れ(プラークやステイン等)の付着リスクが低減されます。 アタッチメントが周囲の歯質から目立ちにくい色調です。 適度な蛍光性により、アタッチメ…

「SA アタッチメント for アライナー」の特長を教えてください

本製品は、接着材不要のシンプルな術式で、アタッチメントを作製から接着まで可能なフロアブルレジンです。 特長を以下に示します。 ・接着材不要でクイックなワークフロー ・流し込みやすく、その場にとどまるペースト性状 ・幅広い色調を網羅するUシェード ・適度な蛍光性

「エステティック カララント®」他社製の歯科セラミックス用着色材料と併用できますか?

併用による予見できない悪影響が懸念されるため、他社製品との併用はできません。

「エステティック カララント®」は最大何回重ね塗りできますか?

リキッド用筆ペンを用いた場合、液量が適切にコントロールされるため、3回程度の重ね塗りでシェードを1つ(例:A2からA3)向上できます。 筆塗手法によって重ね塗りの回数は変化しますが、過度な塗布を行うと焼成後の色調コントロールが困難になるため、3回程度の重ね塗りを基準に色調を調整することをお勧めします。大きな色調変化が必要な場合は、焼成後に「セラビアン®ZR…

「エステティック カララント®」複数の色を重ね塗りしたら、リキッド用筆ペンが汚れてしまいました。

リキッド用筆ペンが汚れた場合、筆先を精製水で洗浄してください。 洗浄後、複数回吸水性の高い紙上で試し書きを実施し、筆先にリキッドが補充され、擦れや汚れが無く、均一に発色することを確認してください。 性能低下に繋がりますので、筆ペンを解体して洗浄することはお控えください。

「エステティック カララント®」の塗布に使用した筆の洗浄はどのように行いますか?

使用した筆は精製水にて洗浄してください。洗浄後、複数回吸水性の高い紙上で試し書きを実施し、紙に色が付かないことを確認してください。 リキッド用筆ペンは、性能低下防止のために再利用をお勧めしておりません。充填したリキッドを使いきった際は、新しい筆ペンをご使用ください。