知覚過敏抑制

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「ティースメイト® APペースト」のペーストのこすり塗り時間について、「ティースメイト® ディセンシタイザー」が30秒以上であるのに対して、20秒以上となっていますが、10秒短縮されているのはなぜですか?

「ティースメイト® APペースト」は固めの飛び散りにくいペースト性状、かつ、ラバーカップ等の回転器具を使用できて、効率良く使用できるため10秒短縮しています。

「ティースメイト® APペースト」の使用用途に、「コンポジットレジン修復や補綴治療等における形成象牙質の処置」が取り上げられていないのはなぜですか?

「ティースメイト® APペースト」にて処置後、形成象牙質表面を水洗し、残存するペーストを水で濡らした綿球等で10秒以上拭き取っても、基材となるグリセリンとポリエチレングリコールが残存して、接着材・合着材の性能を低下させる恐れがあるため、使用用途から除外しています。なお、グリセリンは食品添加物に、ポリエチレングリコールは医薬品に用いられるものなので、人体への影…

「ティースメイト® ディセンシタイザー」と「ティースメイト® APペースト」では、どちらのほうが知覚過敏抑制効果は高いですか?

「ティースメイト® ディセンシタイザー」のほうが知覚過敏の抑制効果が高いです。 両製品ともリン酸カルシウム技術を応用して、HApの封鎖物により象牙細管を封鎖しますが、「ティースメイト® APペースト」はペースト性状にするために、象牙細管の封鎖に関与しないグリセリンとポリエチレングリコールが配合しているため、知覚過敏抑制の効果に差があります。 〈測定条…

「ティースメイト® APペースト」は、「ティースメイト® ディセンシタイザー」とどう違うのですか?

「ティースメイト® APペースト」は、「ティースメイト® ディセンシタイザー」と同様にリン酸カルシウム技術を応用していますが、グリセリンとポリエチレングリコールを基材に採用してペーストタイプになった、使いやすさを追求した知覚過敏抑制材です。 ペーストタイプで混和不要のため、多数歯の処置が容易です。ラバーカップで塗布しやすい、固めの飛び散りにくいペースト性状…

「ティースメイト® ディセンシタイザー」について、患者さんにお伝えするべきことがあれば教えてください。

「ティースメイト® ディセンシタイザー」による処置後、45分は飲食を避けるように患者さんに指導してください。万一ペーストの硬化が不十分だった場合、象牙細管から脱落し、効果が減少する恐れがあるからです。

「ティースメイト® ディセンシタイザー」粉材を冷蔵庫に保管しても良いですか?

粉材を冷蔵庫に保管しても良いですが、その場合は冷蔵庫から取り出した後、室温で15分以上経過してから使用するようお願いいたします。室温に戻す前に使用すると、粉材の容器内が結露することがあります。

「ティースメイト® ディセンシタイザー」粉材の取り扱いについて注意することはありますか?

粉材を採取した後は、容器をすぐに密栓するようお願いいたします。特に粉材は、水と反応して硬化するため、湿気が混入しないようご注意ください。なお、粉材容器に水分が混入した場合、水と反応して硬化した粉材は取り除いてからご使用ください。

「ティースメイト® ディセンシタイザー」や「ティースメイト® APペースト」で処置した患部で知覚過敏症が再発した場合、繰り返し使用して良いですか?

繰り返し使用頂いて問題ございません。「ティースメイト® ディセンシタイザー」や「ティースメイト® APペースト」にて再処置して、象牙細管を封鎖してください。

「ティースメイト® ディセンシタイザー」患部へのペーストのこすり塗り(30秒以上)について、例えば、初めに10秒こすり塗りした後、一旦中断後、再度こすり塗りする場合は、残りの20秒以上こすり塗りすれば良いのですか? あるいは30秒以上連続でこすり塗りしなければいけませんか?

ペーストのこすり塗りについて、30秒以上連続でも、初めに10秒+その後に20秒以上こすり塗りのどちらの方法でも問題はありません。ただし、混和後のペーストは時間が経過するにつれて粘度上昇してこすり塗りしにくくなりますので、10分以内に患部への30秒以上のこすり塗りを完了するようにしてください。

「ティースメイト® ディセンシタイザー」粉材と液材を混和後、ペーストの使用可能時間はどのくらいですか?

10分以内にご使用ください。硬化反応が進みペーストの粘度が上昇し、こすり塗りしにくくなります。

「ティースメイト® ディセンシタイザー」液材と粉材の混和は15秒以上行わなければならないのはなぜですか?

15秒未満では塗布しやすいペースト性状にならないためです。

「ティースメイト® ディセンシタイザー」液材と粉材の混和比について、液材をやや多めにしてサラサラの水っぽいペーストにして使用しても良いですか?

液材が多くなると象牙細管封鎖性が低下しますので、標準粉液比でご使用ください。

「ティースメイト® ディセンシタイザー」エナメルクラックにも適用可能ですか?

はい。適用可能です。エナメル質のマイクロクラックを封鎖することで知覚過敏を抑制します。なお、マイクロクラックの幅は3~5μm程度です。当社データにもとづきます。

「ティースメイト® ディセンシタイザー」象牙細管内のHApの封鎖物の平均的な長さはどのくらいですか?

平均で6μm程度です。当社データにもとづきます。

「ティースメイト® ディセンシタイザー」象牙質細管内のHApの封鎖物は、接着しているのですか?

接着ではなく、ペーストが硬化することによる機械的嵌合によって封鎖されています。 なお、このHApの封鎖物は、「歯質象牙質と同一のアパタイト結晶に転化し、管周及び管間象牙質のアパタイト結晶と一体化している」との報告があります※。 ※千葉 敏江, 山本 雄嗣, 下田 信治, 桃井 保子:リン酸カルシウム系ペーストの歯質ケア材としての有用性 日歯保存誌 58 …

「ティースメイト® ディセンシタイザー」を形成象牙質に使用した場合、併用する接着剤や合着材への影響はありますか?

併用した接着材・合着材への影響はありません※1。接着材・合着材の使用前に、「ティースメイト® ディセンシタイザー」にて形成象牙質の処置を行った場合と、行わなかった場合の接着材・合着材の性能はほぼ同等です。接着材には「クリアフィル® メガボンド®」を、合着材には「パナビア® F 2.0」を用いた接着試験にて確認しています。 ※1 本材塗布後は水で濡らした…

「ティースメイト® ディセンシタイザー」の象牙細管の封鎖性について教えてください。

知覚過敏モデルとして調製した象牙質の表面※1にペーストを30秒以上押し込むようにこすり塗りすると、実験では象牙細管の封鎖率はほぼ100%達成します※2。また、条件:50℃;人口唾液浸漬、1ヶ月後・3カ月後のSEM観察では、象牙細管を封鎖しているHApの脱離は認められませんでした※2。 ※1 EDTA処理により象牙質表面に象牙細管を開口。 ※2 当社デー…

「ティースメイト® ディセンシタイザー」の特長は?

「ティースメイト® ディセンシタイザー」はリン酸カルシウム技術を応用した粉液タイプの知覚過敏抑制材です。リン酸四カルシウム(TTCP)、無水リン酸水素カルシウム(DCPA)を主成分として、ペースト性状や硬化時間を最適化することで、硬化後は耐久性の高いハイドロキシアパタイト(HAp)となり象牙細管を封鎖するため、知覚過敏抑制効果に優れています。  特長1:優…

「クリアフィル® ユニバーサルボンド Quick ER」の各歯科重合用光照射器による照射時間は?

「クリアフィル® ユニバーサルボンド Quick ER」の各歯科重合用光照射器による照射時間は下表のとおりです。 ※「ペンキュアー 2000」(製造販売元:株式会社モリタ製作所)の高出力モードの場合は、3秒、標準モードは10秒 ※LED照射器:光源が青色LEDで発光スペクトルのピークトップが450〜480nm  ハロゲン照射器:有効波長域が400〜…

「クリアフィル® ユニバーサルボンド Quick ER」ボンディング処理中に、被着面が唾液や血液などにより汚染された場合、どのように処理すればよいですか?

その部位に水洗、乾燥、またはアルコール清掃を行った上、再度ボンディング処理します。 唾液や血液の除去には、「カタナ® クリーナー」をご使用頂けます。   動画でわかる「カタナ® クリーナー」  …