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「クリアフィル® ADファイバーポスト Ⅱ」は「クリアフィル® ADファイバーポスト」と比べて、何が変わりましたか?

無機フィラー配合によりマトリックス部を強化したため、高耐久性が期待されます。また、長さを従来の 18mmから 22mmに4mm延長したことで、試適時などにピンセットで把持しやすくなりました。従来品にはなかったNo.2(直径0.84mm)もラインナップしています。

レジンコアにおいて「クリアフィル® ADファイバーポスト Ⅱ」を選択するメリットを教えてください。

光透過性を有するため、ファイバーポストを用いて製作されたレジンコアは、色調が暗くならず、より天然歯に近い色調となるため、メタルフリークラウンの支台歯に適しています。また、当社の金属製ポスト(「ADポストⅡ※」)と比較し、象牙質に近似した曲げ弾性率を有するため、歯根破折のリスク軽減が期待されます。 ※2019年販売中止。…

「クリアフィル® ADファイバーポスト Ⅱ」の「AD」とは、何を示していますか?

「AD」=Adhesion(接着)」を示しています。本品と、ボンディング材等の接着材料、及びレジンコアを組み合わせ、「接着」を重視した支台築造システムを、当社では構築しているからです。

「クリアフィル® ADファイバーポスト Ⅱ」に光透過性はありますか?

あります。しかし、根尖部に填入した「クリアフィル® DCコア オートミックス® ONE」のペーストを十分に光硬化させる導光性は有しません。

「クリアフィル® ADファイバーポスト Ⅱ」のX線造影性はどの程度ありますか?

ファイバーポストの保険適用の要件「アルミニウム2 mm相当以上のX線造影性を有すること」を満たしています。

「クリアフィル® ADファイバーポスト Ⅱ」の形状と各部位のサイズを教えてください。

「クリアフィル® ADファイバーポスト Ⅱ」の形状と各部位のサイズは以下のとおりです。 …

「クリアフィル® ADファイバーポスト Ⅱ」のNo.2を使用するケースについて教えてください。

No.2は細い根管、例えば、下顎前歯・下顎臼歯4根管の近心側や、漏斗状根管時のアクセサリーポストとしての使用が挙げられます。

「クリアフィル® ADファイバーポスト Ⅱ」の操作ステップを教えてください。

併用する材料などを選択することで、使用ステップを表示できる支台築造早わかりガイドをご用意しておりますので、ご参照ください。 支台築造早わかりガイド  PDF版はこちら  オンライン版はこちら  …

「クリアフィル® ADファイバーポスト Ⅱ」の形成用ドリルは何を使用すれば良いですか?

「クリアフィル® ADファイバーポスト Ⅱ」を植立する際に使用する形成用ドリルは、ピーソリーマー(例えばメルファー社製など)をご使用ください。 本品の外径は、同ナンバーのピーソリーマーより若干小さく設定しています。 専用の形成用ドリルは不要です。  

「クリアフィル® ADファイバーポスト Ⅱ」を直接、指で把持しても良いですか?

直接手指などで取り扱わず、ピンセットなどをご使用ください。なお、鉗子も使用しないでください。鉗子で挟むと強い圧力がかかり亀裂が生じる恐れがあります。