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「ノリタケ カタナ® ジルコニア」各シリーズの色調構成を教えて下さい

UTML 7シェード、STML 6シェード、HTML 14シェード、YML 14シェード、HT3シェードです。  …

「ノリタケ カタナ® ジルコニア」UTML,STMLはなぜ透光性が高いのですか?ガラスセラミックスが配合されていますか?

ガラスセラミックは配合されていません。ジルコニアディスクをジルコニア粉体から独自に開発することで高い透光性を付与しています。    

「ノリタケ カタナ® ジルコニア」各シリーズの推奨・適用用途を教えて下さい

各シリーズの推奨用途は以下です。 UTML:前歯・臼歯クラウン、3本ブリッジ(前歯、小臼歯のみ)までの症例に適します。 STML:前歯・臼歯クラウン、3本ブリッジまでの症例に適します。 YML:前歯・臼歯クラウンから4本ブリッジ以上の症例にも対応します。 HTML PLUS:4本ブリッジ以上の強度を必要とする症例に適します。 ご使用…

「ノリタケ カタナ® ジルコニア」結晶構造を教えて下さい

HTML PLUS(HT含む)は正方晶が多く、STML、UTMLでは立方晶が多くなります。 YMLはボディ層に正方晶が多く、エナメル層に向かっていくにつれて立方晶が多くなります。

「ノリタケ カタナ® ジルコニア」各シリーズの違いを教えて下さい

各シリーズは、異なる透光性、機械的特性を有しています。 UTML : シリーズの中で最も高い透光性を有し、前歯クラウンやラミネートベニアの作製に適し、ステインを併用することで、多彩な色調表現が可能です。 STML:透光性と機械的特性のバランスのとれたシリーズです。幅広い症例に対し安定した色調表現が可能です。 HTML PLUS:最も強度が高いシリーズで…

「ノリタケ カタナ® ジルコニア」焼成中に補綴装置が破損しました

下記をご確認ください。 ① 加工中に生じたマイクロクラックが原因で焼成中に破損する場合があります。繰り返し発生する場合には切削ツール、加工パスの見直しをお勧めします。 ② 湿式加工後、カラーリキッド塗布後など過度の水分を含んだジルコニアの焼成を実施していませんか?ファーネス内での急激な水分蒸発によりジルコニアを破損させる恐れがあります。 ③ 高温状態で…

「ノリタケ カタナ® ジルコニア」加工中に補綴装置が破損しました

下記をご確認ください。 ① 「ノリタケ カタナ® ジルコニア」をご使用の際はプラリング部の内面側と接触しているジルコニア部分を2mm残すようにして切削加工してください。余白2㎜以下での加工、切削バーとプラスチックリングの接触はジルコニア部分の脱落の原因となります。 ② 切削バーの寿命は適切ですか?許容加工量を超えた切削バーは加工中の補綴装置の脱落の原因と…

「ノリタケ カタナ® ジルコニア」焼成後に補綴装置が破損しました

下記をご確認ください。 ① 加工機加工中、形態修正作業中のマイクロクラックが原因の可能性があります。マイクロクラックが生じないようにご注意ください。 ② 電子添文等にしたがって補綴装置のデザインが実施されているかご確認ください。   上記で解決しない場合は、下記までお問い合わせください。 クラレノリタケデンタル インフォメーションダイヤル…

「ノリタケ カタナ® ジルコニア」マルチレイヤードディスクにおいて、各層の境界が顕著です

形状や焼成条件によってはそのように見えてしまう場合もあります。形状については電子添文等を確認し、正しい形状にしてください。焼成条件については電子添文等を確認の上、正しい焼成条件を入力ください。状況が改善しない場合はファーネスのキャリブレーションの実施、ファーネスメーカーへの問合せをご検討ください。 上記で解決しない場合は、下記までお問い合わせください。 …

「ノリタケ カタナ® ジルコニア」歯冠表面に白点が発生します

白点を防止するために、下記をご確認ください。 1.ジルコニア作業場付近で、以下の作業は行わないでください。 ① スキャンスプレーを使用する …スキャンスプレー含有粉末(酸化チタン:TiO2)成分が焼成前ジルコニアに付着すると白点の原因になります。 ② 石膏作業を行う …石膏成分(硫酸カルシウムCaSO4)が焼成前ジルコニアに付着すると白点の原因にな…