困ったときに…トラブルシューティング

(36件)
絞り込む

絞り込み検索

キーワード

カテゴリ

「クリアフィル® ユニバーサルボンド Quick ER」キャップを開けると、液が湧き出した。どのように対応すればよいですか?

「クリアフィル® ユニバーサルボンド Quick ER」は2~8℃の冷蔵庫で保管する製品ですが、ボトルが冷えた状態でキャップを開閉すると、ボトル内の冷えた空気が膨張し、ノズル内に残されていた液が押し出され、湧き出しが起きる傾向があります。これを防ぐために、冷蔵庫から取り出した後、室温で15分以上経過してから採取してください。なお、キャップを閉める際には、ノズ…

「クリアフィル® ユニバーサルボンド Quick ER」ボンドが付着した粘膜面が白っぽくなった。どのように対応すればよいですか?

モノマーの蛋白凝固作用による上皮組織への一過性の現象であり、粘膜面が若干白くなることがありますが、その白化は数日で消失します。患者さんに対しては、ブラッシングなどで白化した部位に刺激を与えないよう説明してください。なお、口腔粘膜・皮膚に付着しないよう添付文書の「重要な基本的注意」を参照の上、適切な防護処置を施してください。口腔粘膜・皮膚に付着した場合には、ア…

「SA ルーティング® Multi」硬化が早いと感じるが、どのような原因がありますか?

➊環境光による硬化促進 「SAルーティング® Multi」は採取・接着操作中にデンタルライトなどの強い光が当たると、硬化が促進されます。採取・接着操作時にはデンタルライトを消す、光量を下げるなど、回避処置を行ってください。また、練和中や練和後のペーストに対してもデンタルライトや太陽光などの強い光が当たりますと硬化が促進されますので、ペーストの練和後には速や…

「SA ルーティング® Multi」硬化が遅い、余剰セメント除去時に補綴装置が外れた。

補綴装置が光を透過しない金属クラウンやインレー(アンレー)などの場合の最終硬化は装着後5分です。また、隣接部の余剰セメントを除去する際にフロスをご使用になる場合には、フロスを引き抜く際にマージン部に負荷がかかると補綴装置の脱落が起こることがありますので、補綴装置を押えながら、舌側や頬側方向へフロスを引き抜いてください。

「SA ルーティング® Multi」コア、ポストの接着において、支台歯形成時にコアが外れた。

残存歯質やコア、ポストのヘッド部分に対して、十分な光照射が行われていたかご確認ください。また、装着直後に硬化したセメントに対して負荷がかかるコアやポスト植立などの症例では装着後10分以上経過後に支台歯形成を行ってください。

「SA ルーティング® Multi」補綴装置の脱落が生じたが、どのような原因が考えられますか?

「SA ルーティング® Multi」補綴装置の脱落が生じたが、どのような原因が考えられますか? ユージノール系の覆罩材、仮封材、仮着材を使用した場合:レジンセメントの硬化不良を起こす場合がありますので、使用しないでください。 過酸化水素水による窩洞清掃をした場合:歯質に過酸化水素の残留が生じる為、接着強さの低下を招く恐れがありますので、使用しない…

「SA ルーティング® Multi」練和紙上で硬化を確認すると、硬化が遅い(または硬化しない)

一般的にレジンセメントは、空気と触れていると硬化をしない「嫌気硬化性」という特性を持ち、練和紙上での硬化確認はできません。口腔内で補綴装置を装着する際に空気が遮られ、室温よりも温度が高い状態になることで、セメントの化学重合が促進されます。

「SA ルーティング® Multi」補綴装置装着後に脱離してしまった。セメントは歯質側に残っている。その原因は?

補綴装置の被着面が「SAルーティング®Multi」の適応材料(無機物フィラーを含むレジン系材料、シリカ系ガラスセラミックス、歯科用陶材、金属、ジルコニア/アルミナ等の金属酸化物系セラミックス)であるかご確認ください。適応する被着面の場合は、内面のサンドブラスト処理や洗浄が十分に行えていたかどうか、硬化時間を十分に確保していたかどうか、咬合などで過度な負荷がか…

「SA ルーティング® Multi」補綴装置装着後に脱離してしまった。セメントは補綴装置側に残っている。その原因は?

支台歯側の被着面が「SAルーティング® Multi」の適応材料(歯質、無機物フィラーを含むレジン系材料、シリカ系ガラスセラミックス、歯科用陶材、金属、ジルコニア/アルミナ等の金属酸化物系セラミックス)であるかご確認ください。適応する被着面の場合は仮着材や仮封材の除去などが十分に行えていたかどうか、硬化時間を十分に確保していたかどうか、咬合などで過度な負荷がか…

「クリアフィル® メガボンド® 2」キャップを開けると、液が湧き出した。どのように対応すればよいですか?

「クリアフィル® メガボンド® 2」は2~8℃の冷蔵庫で保管する製品ですが、ボトルが冷えた状態でキャップを開閉すると、ボトル内の冷えた空気が膨張し、ノズル内に残されていた液が押し出され、湧き出しが起きる傾向があります。これを防ぐために、冷蔵庫から取り出した後、室温で15分以上経過してから採取してください。なお、キャップを閉める際には、ノズル上に付着した余分な…

「クリアフィル® マジェスティ® ES-2 Premium」のペーストが出しにくく感じることがあります。原因を教えてください。

冷蔵庫で保管されていた場合には、ペーストが固くなっているため、採取が難しくなることがあります。冷蔵庫から取り出した後は、室温に15分以上置いてからペーストを採取するようにしてください。

「クリアフィル® マジェスティ® ES-2」ペーストが出しにくく感じることがあります。原因を教えてください。

冷蔵庫で保管されていた場合には、ペーストが固くなっているため、採取が難しくなることがあります。冷蔵庫から取り出した後は、室温に15分以上置いてからペーストを採取するようにしてください。

「クリアフィル® DCコア オートミックス® ONE」ペーストが押し出しにくい。

冷蔵庫から取り出した後、室温で15分以上経過してから使用していただくようお願いいたします。室温に戻る前に使用すると、ペーストを押し出しにくい場合があります。なお、「クリアフィル® DCコア オートミックス® ONE」は手でも押し出せる仕様ですが、別売の「クリアフィル® ディスペンサー」に取り付けて使うと、より軽い力で押し出すことができます。

「クリアフィル® DCコア オートミックス® ONE」根管内にボンドの液だまりができてしまう。

まず、「クリアフィル® ユニバーサルボンド Quick ER」の塗布後は、飛散しないようにバキュームで吸引しながら、弱〜中圧のマイルドなエアーブローで窩洞全体を乾燥してください。また、根管内に残った余剰のボンドは、ブローチ綿花またはペーパーポイントなどで吸い取ってください。その後、再度、エアーブローでしっかりと乾燥させてください。

「クリアフィル® DCコア オートミックス® ONE」ペーストが出てこない。漏れる。

ミキシングチップやガイドチップが正しく装着されているかご確認ください。 ミキシングチップを交換する際は、キャップと同様ミキシングチップを反時計回りに1/4回転させた後、シリンジの溝に合わせ、下方向に折るようにして取り外してください。 ガイドチップをミキシングチップに装着する場合は、ガイドチップの根元の部分を持って操作し、その先端部分が折れ曲がらないように…

「クリアフィル® マジェスティ® ESフロー」ニードルチップの先端部から液状のものが出てくることがあります。考えられる原因とその対策を教えてください。

ニードルチップ先端やシリンジ先端に付着したペーストを拭き取る場合、アルコールを多く含んだワッテはそのまま使用せず、余分なアルコールを絞ってから使用してください。アルコールを多く含んだまま使用すると、先端からアルコールが浸入し、ペーストと混じり、液状になって出てくる場合がありますので、ご注意ください。