エステティック カララント®

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他社製の歯科セラミックス用着色材料と併用できますか?

併用による予見できない悪影響が懸念されるため、他社製品との併用はできません。

「エステティック カララント®」は最大何回重ね塗りできますか?

リキッド用筆ペンを用いた場合、液量が適切にコントロールされるため、3回程度の重ね塗りでシェードを1つ(例:A2からA3)向上できます。 筆塗手法によって重ね塗りの回数は変化しますが、過度な塗布を行うと焼成後の色調コントロールが困難になるため、3回程度の重ね塗りを基準に色調を調整することをお勧めします。大きな色調変化が必要な場合は、焼成後に「セラビアン®ZR…

複数の色を重ね塗りしたら、リキッド用筆ペンが汚れてしまいました。

リキッド用筆ペンが汚れた場合、筆先を精製水で洗浄してください。 洗浄後、複数回吸水性の高い紙上で試し書きを実施し、筆先にリキッドが補充され、擦れや汚れが無く、均一に発色することを確認してください。 性能低下に繋がりますので、筆ペンを解体して洗浄することはお控えください。

「エステティック カララント®」の塗布に使用した筆の洗浄はどのように行いますか?

使用した筆は精製水にて洗浄してください。洗浄後、複数回吸水性の高い紙上で試し書きを実施し、紙に色が付かないことを確認してください。 リキッド用筆ペンは、性能低下防止のために再利用をお勧めしておりません。充填したリキッドを使いきった際は、新しい筆ペンをご使用ください。

リキッド用筆ペンを使用する際、「エステティック カララント®」をその時使用する量だけ少量充填しても良いですか?

リキッド用筆ペンは、性能低下防止のために再利用をお勧めしておりません。 ペンの設計上、一度セットしたアジャスター部分を外したりセットし直したりすると、性能に支障をきたす恐れがあります。 少量のみ使用する色については、リキッド用筆ペンではなく、金属を使用していない市販の筆を使用することをお勧めします。

「エステティック カララント®」塗布にはどんな筆を使用すれば良いですか?

リキッド用筆ペンか、金属を使用していない筆をご使用ください。

「エステティック カララント®」を使用する際の注意事項を教えてください。

使用前に塗布するジルコニア加工物表面に付着した汚れや油脂分等を洗浄してください。ジルコニア加工物表面に汚れが残ったまま焼成してしまうと、発色がきちんとされない場合があります。また、清掃後は金属素材製品(例:金属製ピンセット)との接触を避けてください。

「エステティック カララント®」の各シェードを混ぜて使用して良いですか?

いいえ、各シェードを混ぜて使用することはできません。ただし、ジルコニア仮焼体に対して各シェードを重ねて塗布することは可能です。

白いジルコニアを着色する際、A plusやB plus等のシェード色をディッピング技法で使用して良いですか?

いいえ、ディッピング技法は推奨しておりません。「エステティック カララント®」は筆塗法にて使用可能です。 市販の筆、若しくはリキッド用筆ペンを使用して塗布してください。

「エステティック カララント®」を塗布して焼成した修復物の上に「セラビアン®ZR」などの陶材を築盛し、再度焼成することはできますか?

はい、できます。より複雑な特徴を表現するために、「セラビアン®ZR」等の陶材をご使用ください。 詳細な使用方法については、製品の電子添文等をご参照ください。

「エステティック カララント®」は「ノリタケ カタナ® ジルコニア」以外の他社製のジルコニアにも塗布することはできますか。

いいえ、他社製ジルコニアへの塗布は推奨しておりません。 ジルコニアの焼成温度は製品の製造元によって異なるため、設定温度によっては「エステティック カララント®」の色が意図しない形で現れる場合があります。

「エステティック カララント®」で着色した「ノリタケ カタナ® ジルコニア」の仕上げ方法を教えてください。

焼成後に研磨、若しくは「セラビアン®ZR」FCペーストステインのClear GlazeあるいはGlazeを塗布してください。 「セラビアン®ZR」FCペーストステインの詳細な使用方法については、製品の電子添文等をご参照ください。

焼成後に色がまだらで均一に着色されていないように見えます。何故ですか?

着色時に手の油分が、リキッドの浸透を妨げたと考えられます。 着色する際には、ゴム手袋等を着用し、リキッド用筆ペンを使用することをお勧めします。 表面に油分等が付着した際には、超音波洗浄でジルコニア表面の洗浄をしっかりと行い、80℃~200℃で30分以上の乾燥を行った後に作業をしてください。

54分の短時間焼成の場合と7時間の通常焼成の場合で、発色に違いはありますか?

昇温速度の発色への影響はありません。ただし、焼成の際には、「ノリタケ カタナ® ジルコニア」の焼成スケジュールに従ってください。

「エステティック カララント®」塗布後に焼成したところ、修復物の色が黄色く変色してしまいました。何故ですか?

焼成炉の内部が汚れている可能性があります。 お手持ちの焼成炉の電子添文等に従い、焼成炉の内部を清掃してください。

80~200℃で30分以上の乾燥が必要とのことですが、それ以上の温度で乾燥するとどうなりますか?

200℃を上回る高温のファーネス等に湿潤状態のジルコニアを投入した場合、内部に含まれる水分の突沸によりクラックが発生する可能性があります。

乾燥が不十分だと、どんな不具合が生じますか?

修復物の透光性が十分に出なかったり、割れや気泡等が発生したりする場合があります。 また、乾燥不足の場合は、修復物の透光性が十分に得られない、割れや気泡等が発生する、ファーネスの汚染、それによるジルコニア補綴物の変色に繋がる可能性があります。

「エステティック カララント®」を塗布した後の修復物の乾燥方法を具体的に教えてください。

80~200℃に設定できる機器(家庭用オーブン等)を用いて、30分以上乾燥させてください。 変色の恐れがあるため、乾燥の際には金属製のトレイではなく、陶器又はセラミックス製のトレイをお使いください。

「エステティック カララント®」に蛍光性はありますか。

基本的に蛍光性を有していません。 PINKのみ成分由来の緑色蛍光を有しているため、歯肉部に使用する際は、「セラビアン®ZR」のティシュ色等の蛍光剤を有さない陶材またはレジンにて着色部を覆ってください。 歯冠部の着色の際は、「セラビアン®ZR」FCペーストステインのClear Glaze等の蛍光性を有する陶材を用いて仕上げることで、蛍光性を高めることができ…

「エステティック カララント®」を塗布することでジルコニアの強度は低下しますか?

「エステティック カララント®」は、ジルコニアの強度を低下させる成分の配合比率が少ないため、強度の低下を抑えることができます。